双子の産み分け

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双子の産み分けはとても難しいです。

一卵性双生児の場合は、原因不明の要因で偶然起こる細胞分裂の異変なので、人為的に起こす方法はありません。

二卵性双生児の場合も、原因不明の要因で本来一つのはずの卵子が二つ排卵されて、しかも、その卵子の二つともが受精するのです。

排卵日にセックスしても100%受精するわけではないのですから、いかに偶然に偶然が重なった奇跡的なことかわかるでしょう。

排卵誘発剤を使うか、体外受精で受精卵を複数戻すと双子ができる可能性があります。

でも、排卵誘発剤は三つ子以上が生まれてしまう可能性もゼロではありませんし、副作用が懸念されるため、不妊ではない女性には処方しないと思います。

それに、2008年に体外受精で子宮に戻せる受精卵は「原則1個」という規程が設けられたので、受精卵を複数戻すというのも現実的には無理です。

双子は遺伝によって妊娠しやすい、しにくいがあるようですから、家系的に双子が多いようなら可能性はあるかもしれません。タロイモを食べると双子が生まれやすくなるという説もあります。

栃木県は双子の出生率が高いとか、なぜか双子の多い地域も日本各地にはありますし、インドのコーディンヒ村は平均の約6倍もの双子が生まれているそうです。

なぜ双子が生まれやすいのかが特定できれば、将来的には双子の産み分けができる可能性はあるでしょう。

でも、双子の家系ではない女性が双子を産む場合は、母子ともに通常の妊娠・出産よりもかなりの負担がかかり、妊娠中毒症になったり、子供に何らかの異常がみられることも多いといわれています。

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