医療費控除、領収書は一定期間手元に保存しておきます。
確定申告を行う場合、その申告する内容によって必要となる書類は異なってきます。まず、何をおいても大切なのが、仕事先からもらう源泉徴収票や支払調書です。
これは、あなたの源泉徴収税額を証明する大切な書類ですので、必ず必要となってきます。ただし、仕事先で所得税の源泉徴収がなされていない場合には発行されないケースもあるので確認してください。
次に、必要経費の領収書ですが、これは決算書や収支内訳書に金額を明記し、領収書は一定期間手元に保存しておく義務があります。
それに、公的年金などの申告には、公的年金等の源泉徴収票の原本が、退職所得を申告する場合には、退職所得の源泉徴収の原本が必要です。
また、控除される項目で、小規模企業共済等掛金控除を受ける場合には、支払った掛金の証明書、生命保険料控除を受ける場合には、保険会社からの払込証明書が必要となってきます。
医療費控除についても、医療費にかかった領収書や医療費の明細書が必要書類となりますが、書類に金額を明記し、領収書は一定期間手元に保存しておきます。
かなりの手間がかかってくるのが、家屋を購入した場合に、(特定増改築等)住宅借入金等特別控除、いわゆる住宅ローン控除を受ける場合です。
最初の年だけ確定申告が必要となり、住宅借入金等特別控除額の計算明細書、家屋の登記事項証明書、請負契約書の写し、売買契約書の写しなどを提出する必要があります。
もし、揃える書類に不安な点があるようでしたら、事前に税務署に確認しておきましょう。
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